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REN BAG

少し前に読み返して、心に淡く残った本がある。

初めて読んだのは二十歳くらいの時で、

その時は自分よりもうんと上の世代の

恋慕を描いた作品だと思っていたけれど、

気が付けば主人公のツキコと同世代になっていた。

 

若かりし頃、ここに描かれている、淡々とした、

それでいてもどかしく切ない大人の恋模様に、

憧れを抱いたものだ。

 

30代後半の女性、かつての高校教師との再会、

彼はすでに70代の老いた男性である。

あの頃、胸にジーンと滲んだ場面があって、

それは、センセイがツキコに、

「いい子だ、ツキコさんは」と言って、

何度も何度も頭を撫でるところだ。

 

時折この場面は、登場する。

もう十分すぎるほどの大人であるツキコを

子どものように扱うセンセイのそのしぐさに、

若かりし頃の私は、打たれていた。

 

どんなに年を重ねても、

人は誰かに甘やかされたいものなのだと、

静かに感動したことをよく覚えている。

 

今読み返してみて、その場面が昔よりも

さらに胸打って、色濃く残ってしまった。

 

自分がまだ子どものように扱われることを

淡く望んでいるだなんて、なんて滑稽なのだろう。

そんな自分を見つけてしまって、少し恥ずかしい。

 

いい子だと、頭を撫でてもらうことを

ほのかに願っているなんて、

そんな幼い自分を見つけてしまうと

ゆらゆらと切なくなるものだ。

 

 

[REN / ベアー・パンプキンサックM]

 

RENのバッグの素晴らしいと感じる点は、

その軽やかさと利便性です。

 

レザーバッグというと重量感のあるもの、と

思い浮かべるかたも多いかと思いますが、

RENのバッグは、重さからは程遠く、

負荷をまるで与えないほどの軽さ。

 

 

これだけの分量でありながらの軽量さに

驚きを隠すことが出来ません。

持ち手の長さが適度であるため、肩にかけたり、

手持ちでもったり、腕にかけたり。

 

天然のシボ感を生かすために、最低限の加工しか

施されていないヤギ革を使用しています。

 

 

こちらのバッグの一番のおすすめポイントは

その収納力。

外ポケット2か所、内側にはぐるりと一周、

5つのポケットが付けられ、荷物を細やかに

仕分けすることが出来ます。

また底が丸いため、荷物が分散しにくい。

使用するひとのことを深く考えられた

行き届いたデザイン。

口元にはマグネットで開閉もできるので、

その点も安心してご使用いただけます。

 

 

また強すぎない黒のため、重厚感が軽減され

淡いトーンのお洋服ともコントラストが出すぎず、

組み合わせもしやすい。

 

 

[REN / ハリー・レジブクロ]

 

こちらは男性にもおすすめのモデル。

レジブクロをイメージして製作されたデザインですが、

そこかしこに溢れている、大量に消費される

レジブクロとはまるで異なり、

これひとつですべてをまかなうことのできる袋です。

 

 

豚革の質感を活かした、ナチュラルな染色、

色ムラが魅力で、RENの革の中でも毎回非常に

人気のあるマテリアルです。

 

 

袋といえどもその丈夫さはお墨付きで、

ご使用いただいているかたは、毎日のように

お使いいただくかたがほとんど。

 

 

内側にひとつポケットが付属し、無駄の無い作りが

日常使いに最適です。

近所のお買い物のお供に、つい手に取りたくなる。

 

 

片方の持ち手をかけて、一本で持つ仕方もあります。

RENのバッグは2,3回使用しますと油分がじんわり出て

艶めいてくるところがまた魅力で、

くったりと馴染むスピードも速く、

より袋のような気軽さが生まれてまいります。

 

 

夏場になると負荷のかかるものへの

違和感がより募るかたも多いかと思いますが、

そこを鮮やかに解消してくれるRENのバッグは

季節に捉われることなく、いつでも

我々の味方でいてくれます。

Written by

ishihara_reli

Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。