10周年企画のこちらのジュエリーは
「敬虔な渡り鳥」と名付けられています。

祈りと敬虔さの象徴である、クロス。
そして、厳しさを知りながらも、遠く果てまで
飛び行くことをやめない、渡り鳥。
惹かれ続けるそのモチーフを
具現化していただいております。

同じデザインで  2色、白と黒をお作りいただきました。

それは人間の、というよりも様々な事象の相反する面、
明と暗、陰と陽、悲しみと喜び、
そういうものを私たちはひとつのこの体や物事に含み、
生きていくことを続けています。

それを携えながら、生きていく我々は
ただその存在だけで何か意味を付与され、
美しく輝くことを許されています。
その象徴となるようなお品物をお作りいただきました。

こちらのネックレスは様々なアレンジが可能です。
二連にご着用いただくこともできますし、
留めの位置をずらしてパーツを引っ掛けていただくことで
また違う表情を見せてくれます。
加えて、五連巻きのブレスレットとしても着用可能です。

ベースの黒色の石ブラックスピネルは、
ブラックダイヤモンドにも
引けを取らないほどの美しい輝きをもっています。

ベースの紫色のパーツは1920年代頃のチェコガラス。
ソロバン型の黒色の石はブラックトルマリン。
石の中でも非常に素晴らしい力を持ち、
水や空気、環境に良い影響を与えると言われています。

さりげなく添えられた白色の淡水パール。
愛を知ること、受け取ること、
また、感情の受け入れや解放を自由にする手助けを
してくれる石だと言われています。

立方体型に見える、茶色と緑色が混ざった石は、
ジャスパー(碧玉)。
人の意思に左右されない強さを与え、
安心感と安定感をもって、自分の人生をしっかりと
歩んでいけるよう導いてくれる石だと言われています。

立方体型の大きめの石、ユナカイトは、
いくつかの鉱物が集合してできた天然石です。
大いなる癒しと再生のパワーをもつ石とも言われ、
乱れがちな精神状態や感情、肉体のバランスを
正常な状態に安定させると言われています。

無色透明の輝く石クォーツは、
調和・統合・強化の象徴であり、
浄化作用の強い石として知られています。
生命力を活性化させ、運気を強めてくれる、
また他の石との架け橋となり、中和してくれる存在です。

縞模様の石は、アゲート(縞瑪瑙)。
人間関係の結びつきを強める力があると共に、
心身を深く癒し、修復してくれる力を持ちます。

真紅の石は、ガーネット。
ガーネットの原石は、
実ったザクロの種子に似ていることから、
“実り”を象徴する宝石とされています。
「目標に向かってコツコツと積み重ねてきた努力を
実らせる」という意味で、
ガーネットは努力の実現をサポートしてくれる
とも言われています。

濁りのある透明の煌く石ラブラドライトは、
信念を貫けるよう導く力があり、
自分に合う仕事・環境・人脈を引き寄せる
パワーがあると言われています。

赤茶色の小さいパーツは1900年代初頭の
ベネチアガラス。

赤茶色の中くらいのパーツはレッドジャスパー。

留め具に使用された蜜柑型のパーツは、
サハラ砂漠、アトラス山脈周辺に住む
ベルベル人系の部族によって
1950年代頃までにつくられたもの。
鈍く輝くシルバーは純度が高い証。

シルバーとゴールドのパーツは、1粒1粒すべてタイの職人の
ハンドメイドで作られたパーツ。
よく観察するとすべて形やサイズが異なります。

まずシルバーの立方体を作り、その後、
それぞれの角をヤスリで削り落とし、
14面体に仕上げています。

ゴールドはそのシルバーのパーツの表面を
24金でコーティングしているので、
使っていくうちに少しずつ元のシルバーに戻り、
その変化する雰囲気を楽しんでいただけます。

それはとても、気の遠くなるような仕事で、
職人の技術がひとつぶひとつぶに込められているのです。

留め部分の輪は装着時にアクセサリーが外れないよう、
自然に捻じれる構造となっています。
装着の際は、捻じれをほどくように
輪を広げてからビーズを入れてください。

希に糸を蝋引きするための蜜蝋が
アクセサリーに付着していることがありますが、
着用により自然にとれていきますので、
品質等には問題ありません。

semenoのアクセサリーはアンティークの
石やガラスなどを使用しています。
そのため、キズ、古色摩耗、カケ等がございます。
アンティークの特性をご理解頂き、
これらの持つ美しさ、風合いを感じていただけたらと思います。