SUSURI 2024 SPRING & SUMMER
IN MOURNING IN THE MORNING

とあるオペラ歌⼿の散⾻のために
親交のあった友⼈知⼈が
遺⾔にあった島へ向かう船上での様⼦を描いた、
”そして船は⾏く”。

張りぼての空とビニールの海を進む
偽物の船で繰り広げられる物語に
登場する⼈々の感情や出来事。

葬式に向かう出席者の装い、客船乗務員の制服、
唐突に現れる予想外の客の姿。

散りばめられた⼩さな異なる因⼦を集めるような
映画から受けた印象が落とし込まれたコレクション。

降り注ぐ太陽を浴びる甲板での⼀コマ、
旅の記念に写真に収まるシーンをイメージし
つくられたかたち。

ゆったりとしながら縦のすっきりとした
シルエットを意識しつくられております。

ギャザーを寄せているウエストの
切り替え部分は裁ち切りで、
徐々に解れていくのも風合いとして
ご堪能いただければと思います。

緩やかに開きのある首元や脇周り。
半袖や長袖問わず、ブラウスやカットソー、
ニット等を重ねての
着こなしも存分にお楽しみいただけます。

両サイドにはポケット付き。

太めのリネンを着用する毎に馴染んでいくよう
フラットに詰めすぎずに織られた生地が
使用されております。

着用を繰り返す中で
表情の変化も楽しみの一つに。

これからの季節に適した素材感ですので
普段のお出掛け着としてはもちろんですが、
かしこまった場所でのお召し物としても
おすすめしたい1着です。