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SUSURI展 -2020AWご予約会・2020SS展示即売会-を終えて

 

昨日を持ちまして無事に終了いたしましたSUSURI展。

悪天候が続く中、大変たくさんのかたに

足をお運びいただきました。

 

 

みなさまがどれほどこの催しを

楽しみにして下さっていたか、

深く感じ取ることのできた10日間。

こうしてこの催しを開催することができて、

そして、SUSURI一色となったRe;liにて

みなさまと共にあたたかい時間を

過ごすことができ、

とても嬉しくありがたい出来事でした。

 

 

イベント期間中、たくさんの雨が降りました。

慣れ親しんだ土地や、お客様の住まう場所、

毎年帰省する大切なところも

まるで姿を変え、押し流されていました。

一瞬にして、世界は変わってしまう、

存在しているものが存続し続けるという保証など

どこにもない、そのことがこうしてあらわされて

ショックでしたし、皆様も同じように感じられていると

思いますが、心がとても痛みました。

 

 

茫洋として、心だけがそわそわとしていて、

何をどうしたら、というまとまらなさを抱える中で

体や頭ですぐに動き、システムを構築し、

声を掛け合う、そういうかたがたに便乗するくらいしか

能のない自分を情けなく思いながら、

その中でも僅かながらできることはありました。

 

想いや気持ちを行動や形にすることは

意味があるのだと思いますが、

形にならない想いや祈りも意味があると思います。

 

 

未来のこと、自分がいなくなった世界のことを

ずっと考えています。

二年前からずっとです。

その世界が現在より良いものであるために

今生きていくことを、しなければならないと思っています。

よりその気持ちが強くなったこの10日間。

 

 

私たちはSUSURIというブランドが深く好きで、

ずっとこれからもRe;liと共にあってほしい。

生きることを考える時間の中で、

大切なものはより大切に色濃くなります。

 

 

次回はみなさまをお迎えして、勢ぞろいで、

この催しができたら、これほど嬉しいことはないな

と想像しながら、そのイメージを強く抱きます。

 

 

福岡さんのコーヒーは、瞬く間に完売となり、

飲まれた方から美味しかったというメッセージを

多数いただきました。

実際サーブしていただいたコーヒーを

またみなさまにご提供出来たら良いな。

 

 

EMI’S COOKIEさんのクッキー、

見た時の感動はひとしおで、

こんなに手に取る誰かのことを想って、注ぐことのできる

なつみさんのお仕事に胸を打たれました。

食べずに飾っています、というお客様のお言葉を

よくお聞きして、食べるもの以上の付加価値を

感じています。

 

 

混雑を避けるために、入場制限させていただく場面も

ございましたが、みなさまご協力いただき、

ありがとうございました。

 

 

お写真は全て穴見春樹さんに撮っていただいております。

Re;liを深く理解してくださっていて、

今回もまた素敵な写真の数々、

湿度を感じさせる、淡さと克明さと

SUSURIの気配を汲み取ってくださっているように

思いました。

 

 

また来シーズンも開催出来ますように。

今月からご予約のお品物、順次入荷いたします。

どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

SUSURI展、ご来場いただいたかた、

お気に留めて下さっていた方、

みなさま本当にありがとうございました。

 

どうか、今日も明日もお元気で、

お健やかにおすごしくださいませ。

スタッフ一同心より願っております。

ishihara_reli

Written by

ishihara_reli

Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。