Re;li

Blogブログ

NATIVE VILLAGEのアーカイブ

  • |

    NATIVE VILLAGE / 別注 巻きスカート

    12月になりました。

     

    何かと忙しなく、そして何かと心躍る季節。

     

    人に会うことや、どこかしらへ出向く機会も増え
    ニットや重ね着が欠かせなくなる寒い気候も相まって
    お洋服を楽しむのには最適な季節だと思っています。

     

    以前にもご好評いただきました
    NATIVE VILLAGEの巻きスカートを
    冬の季節を少しでも暖かくお過ごしいただければという
    思いも込めて、お色も新たに製作して頂きました。

     

     

    NATIVE VILLAGE / 別注 巻きスカート
    IKKUNA / pin-tucked blouse
    SUSURI / ムールベスト

     

    モデル身長 : 157cm

     

     

    こちらは、col.brown。
    茶色はトーンが違うだけで印象がかなり異なりますので、
    お勧めのお色味にて仕上げていただきました。

     

    とても素敵なお色に仕上げて頂いて、
    届いた時には皆一様に胸が高鳴りました。

     

     

    やや赤みを帯びた明るめのcol.brownは
    他のお洋服との馴染みがとても良く、
    特にホワイト~ベージュ系の
    お洋服との組み合わせはその良さを発揮し、
    統一感のあるコーディネートにまとまります。

     

     

    NATIVE VILLAGE / 別注 巻きスカート
    Hériter / lace pullover

     

    幅広い体型の方に馴染む、巻きスカート。
    裾にかけて広がりのあるシルエットの為、
    腰回りがすっきりとし
    美しい広がりを見せてくれますので、
    トップスをインしての着用もおすすめです。

     

     

    共地の紐を結んでお召し頂く仕様。

     

    後ろで結んでも良いですし、
    前でも結んでいただける長さがございます。

     

     

    NATIVE VILLAGE / 別注 巻きスカート
    IKKUNA / turtle-neck sweater

     

    モデル身長 : 157cm

     

     

    こちらは、col.black。

     

    素材には表面にピリング(毛玉)加工が施され
    暖か味と軽やかさを携えた
    ウール生地を使用し製作して頂いております。

     

     

    薄すぎず、厚すぎない、程よい厚みの軽やかなウール生地。

    表面のピリング加工によって
    ふんわりとした雰囲気がありますので、
    硬い印象になりがちなcol.blackも
    どこか優し気に映ります。

     

     

    NATIVE VILLAGE / 別注 巻きスカート
    gasa*grue / Keep smiling ニットカーディガン

     

    こちらのスカートは、ニットとの相性がとても良いので
    自然と暖かいコーディネートを
    お楽しみいただけると思います。

     

     

    本格的な冬の季節に心強いスカート。
    季節が巡る度に着る楽しみを惹き起こしてくれる
    1着になることと思います。

     

    本日よりオンラインショップにてご紹介しておりますので
    宜しければご覧下さいませ。

    midori_kamemaru

    Written by

    midori_kamemaru

    今も昔も変わらず、お洋服が好きです。

  • | ,

    10th Anniversary Reli Line -NATIVE VILLAGE-

     

    これまでみなさまにたくさんご覧いただきました、

    10th Anniversary Reli Lineも今月が最後の

    ご紹介となります。

    締めくくりのブランドはNATIVE VILLAGEです。

     

    これまでご紹介してまいりました10th Anniversary Reli Line。

    各ブランドさんに全て違うパーツをお作りいただき、

    掛け合わせると、コーディネートが成り立つような

    仕掛けで制作してまいりました。

    そして最後のパーツはスカートです。

     

    個人的に非常にたくさんのNATIVEのお品物を所持しており、

    常にそのコレクションに強い感動を覚え、

    お店のお客様にも、私と言えばNATIVE VILLAGEを

    よく着用している、と認識してくださっているかたが

    多くいらっしゃるくらい、私の日々はNATIVEの

    お洋服で構成されています。

     

     

    NATIVE VILLAGEのお洋服はシーズンにより

    コレクションの気配が様変わりし、

    その類まれなる発想の豊かさに驚かされます。

    どうしてこのようなお洋服を作ることができるのだろう、

    配色、素材の組み合わせ、パターン、ディテール、

    全てにおいて私は毎回心掴まれ、深く感動させられます。

     

    NATIVE VILLAGEに今回お作りいただきましたのは

    これからの季節をあたたかくお過ごしいただける

    巻きスカートです。

    私は幾年か前に購入したNATIVEのあたたかいスカートを

    非常に愛用しているのですが、

    もう一枚あたたかく着用できるスカートを切望しており、

    今回お作りいただくことになりました。

     


    モデル身長:157cm  col.gray

     

    ウール素材の薄手の生地の巻きスカート。

    ナッピング加工によって、表面に毛玉を作り出し、

    あたたかみある優しい表情の生地をご提案いただきました。

     

     

    デザインもこの企画のために細やかに考えて下さり、

    Re;liでしかご覧いただけないスペシャルなアイテムと

    なっております。

    手縫いでひとつひとつ作成、縫い付けてくださいました

    コサージュがさりげなくアクセントとなり、

    ちりばめられたオレンジのビーズが

    煌めきを与えてくれます。

     


    モデル身長:157cm  col.off white

     

     

    グレーにはグレーのコサージュ、

    オフホワイトにも同色のコサージュ。

    ひとつひとつ手作業のため、多少の個体差がございます。

     

     

     

    一枚でも存在感がありながら、それでいて、

    組み合わせるお洋服にすっと馴染む、

    そのバランス感覚の優れたデザイン。

     

     

     

     

    横姿も大変可愛らしく、印象的で、

    起毛した表地がコーディネートにより深みと

    存在感を与えてくれるように思います。

     

     

     

    少しフレアになった裾、

    ギャザーを使用していない分、ボリュームが抑えられ、

    ウール地でありながらも、すっきりと大人びた装いに。

     

     

    NATIVEの定番的に製作されているラップスカートと

    同じ仕様となっており、リボンは後ろで結んでも

    前にもってきて結んでもどちらでも良いです。

     

     

     

    冬場のあたたかなスカートは個人的に大変重宝します。

    なぜなら、アンダーにたくさん着込めるし、

    ヒップ周りや足元のあたたかさが、

    コットンとはまるで異なります。

    寒さが不得手な私にとって、あたたかいスカートと

    いうのは幸せの象徴。

    冬場を好きなお洋服であたたかく過ごせるというのは

    理想的なことです。

     

     

     

    巻きスカートですので、サイズがほぼないに等しく、

    体型を問わず、幅広いかたにお召いただけます。

    その包容力もこちらのデザインの秀逸な点です。

     

    トップスインも様になりますので、ブラウスやタートルを

    さらりと合わせられても素敵に映ります。

    個人的にも二色欲しい、こちらのスカート、

    みなさまにご覧いただけますと嬉しく思います。

     

    明日より店頭、オンラインショップ共に

    ご紹介はじまります。

     

    オンラインショップでの発売は 11/19(金)の

    19:00に予定しております。

    そちらも楽しみにお待ちいただけたらと思います。

     

    お問い合わせなどございましたら、

    CONTACT よりご連絡くださいませ。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    annamatsumoto

    Written by

    annamatsumoto

    自然と洋服と本の調和を目指しています。

  • |

    no.10 Encounter セーター

     

    見上げると、じりじりと灼熱の青に

    もくもくと覆いかぶさるように空を泳ぐ入道雲

     

    夏を感じる喜びと共に

    どうしてかこの空を守り続けたくなった

     

    それはたぶんこれからあの黒く稲妻を含んだ雲が

    こちらにやってくるからだろうと想定していたから

     

     

    今までは、天気など気にもしていなかったのだけれど、

    山へ登るようになり、空ばかりを見上げるようになった

     

    さっきまではあんなにも青かった空が

    たった何分かで、濃い霧に包まれ

    ザーザーと突如やってくる

     

    いつしか、恐怖心とは裏腹に、

    その雨を楽しむ方法を考えるようになっていた

     

     

     

    NATIVE VILLAGE

    Autumn&Winter 2021-2022 collection

    [perception]

    to Art →fashion

     

     

    [no.10 Encounter セーター]

    NATIVE VILLAGEから、当店スタッフが皆愛用し、
    今季、皆様にお勧めさせていただきたい商品が届きました。

     

    芸術とお洋服の世界の調和を感じさせてくれ、
    巧みにデザインを操り、
    こんなところに、こんなデザインの施しがあるのかと
    着用するたび、発見が尽きないNATIVE VILLAGE。

     

    今季のセーターはそんなデザイン性を兼ね備えながらも、
    温かく柔らかさを追求した、
    ウール素材100%の安心感と包容力のお洋服です。

     

    ひんやりツンっとしたあの気候、
    どこか寂しさと静けさを感じるあの季節。

     

    視覚的なデザインの美しさに喜びと高揚が溢れ、
    人のぬくもりに触れているようです。

     

    お色は2色展開。
    beigeとburgundy。

     

    NATIVE VILLAGE / no.10 Encounter セーター col.beige
    モデル身長:153㎝

     

    beigeのお色は、やんわりとして、温かみがあり、
    母性に包まれた優しいグレーベージュのお色味。

     

     

    色の統一感が出るよう、
    ホワイトのパンツと合わせると、
    柔らかく、女性らしく淡い雰囲気に。

     

     

    ややワイド目のぼてっとしたシルエットのパンツでも、
    ニットの丈感が長すぎず短すぎない、
    ちょうどいい丈感ですので、スッキリとした印象に。

     

     

     

    お袖は、ギザギザとグレーのデザインが施され、
    手を動かしたり、少しの動作をするだけで、
    ちらりと顔をだし、隠された部分の新たな発見に
    ワクワクさせられます。

     

     

     

    身幅がしっかりと取られ、
    お袖もふんわりとしていますので、
    中にワンピースを着用頂くことができます。

     

    全くのもたつきもなく、
    まるでスカートを下に着用しているかのようです。
    スカート部分にギャザーが施されているお洋服なので、
    ボリュームが現れ、ニットとスカートのバランスが絶妙です。

     

     

    モデル身長:154㎝

     

    こちらは、ホワイトグレーのギャザースカートを合わせ、
    ワントーンコーディネートです。
    個人的には、色のトーンを合わせた組み合わせが大変好みです。

     

    ロングスカートと合わせると、女性らしさをひしひしと感じ、
    この佇まいに感嘆の声が漏れるほど。

     

     

    NATIVE VILLAGE / no.10 Encounter セーター col.burgundy
    モデル身長157㎝

     

    2色目は、burgundyのお色。
    洗練された、シックな雰囲気を放ち、
    ワインの様な上品で深い赤。

     

     

    いつもは、柔らかいお色を着たくなりますが、
    シックで大人びた苦みのあるこちらのお色は、
    どこかノスタルジーで懐かしい記憶を蘇らせてくれます。

     

     

    深い赤と黒のワイドパンツを合わせると、
    気品漂い、黒と赤のコントラストにより、
    お互いを引き立てあう抜群の相性です。

     

     

    少しぼてっとした、テーパードパンツを合わせると
    カジュアルさを表現でき、日常に溶け込むことが出来ます。

     

    これまでNATIVEのお洋服を着用したことがない方でも、
    スッと溶け込み、気兼ねなく着用しやすいコーディネートです。

     

     

    素材は、ふんわりと柔らかいウール100%のニット。
    NATIVEの嬉しいところは、デザイン性だけではなく、
    この温かみがあり肉厚の素材が何よりも素晴らしいです。
    チクチク感もほとんど感じられず、
    温もりに包まれているという心地だけが残ります。

     

    冬になると絶対的にニットは欠かせない存在となり、
    毎日のように触れていないと気が済まない。

     

     

    裾部分の帯状のデザインにも抜かりないです。
    こういった細部へのこだわりは随所にみられ、
    日本人特有の心配りまで感じてしまうほどの繊細さです。

     

    ボトムスによって自由自在に異なった印象を表現でき、
    それぞれのお色によって雰囲気ががらりと変わり、
    同じデザインのニットとは思えないほどです。

     

    2色それぞれの良さを持ち合せ、
    どちらの色もシチュエーションによりご着用いただけます。

     

    今季はこちらのニットがあることで、
    日常に豊かさをもたらしてくれ、喜びと温かみのある
    毎日を送っていただけるかと思います。

     

     

    annamatsumoto

    Written by

    annamatsumoto

    自然と洋服と本の調和を目指しています。

  • |

    No.04 Knit cardigan 羽織

    人にはそれぞれその人が乗り越えるべき試練が

    与えられるのだとよく言われます。

    その試練の只中には、今までわかっていたことや

    感謝していたことが、真の意味で理解できて、

    身に染みて、自分がいかに幸福な場にあったのか、

    恵まれてきたのかということに打ちひしがれる

    場面があります。

     

    生かされている、ということを年々理解してきたけれど、

    今ほど心から実感することはありませんでした。

    近くからも遠くからも、変わらず想って、

    支えてくれる人がいてくれることに

    毎日ただただ感謝しています。

     

    優しくてあたたかい人しか、4pieceにはいない。

    こんな場所、どこにもない、

    こんな優しい人たちいない、

    と今100万人くらいに伝えたい気持ちでいます。

     

     

    NATIVE VILLAGE

    spring&summer 2021 collection

    [perception]

     

    見る、聞く、感じる ことを積み重ねていく

    やがて記憶が重なりあい、深みを増す。

     

     

    [No.04 Knit cardigan 羽織 ]

     

    個人的にたくさん購入しているNative Villageの2021SSが

    スタートいたしました。

    早速非常にご好評いただいており、

    大変嬉しく思っております。

     

    類まれなる存在感、逸脱した研ぎ澄まされた感性、

    デイリーウェアという存在とは

    また少し違うけれど、Nativeの洋服を日常で着ることが

    心をより豊かにし、高い満足度を与えてくれます。

     


    NATIVE VILLAGE / No.04 Knit cardigan 羽織 col.white
    SUSURI / フィンレッドドレス col.check
    モデル身長:157cm

     

    本日ご紹介するのは、今から春に向けて寒暖の差を

    整えてくれるカーディガン。

     

     

    レース編みで輪郭をとった可愛らしく

    あどけなさを感じさせるデザイン。

     


    NATIVE VILLAGE / No.04 Knit cardigan 羽織 col.white
    NATIVE VILLAGE / No.03B/Honeycomb net プル col.beige
    モデル身長:157cm

     

    こちらのカーディガン、実は共地のたすきが付いており、

    ボタンで取り外し可能となっておりますが、

    付けて着用すると、かつて見たことのないような

    存在感に。

     


    NATIVE VILLAGE / No.04 Knit cardigan 羽織 col.white
    SUSURI / パヴォシャツ col.white
    NATIVE VILLAGE / No.03 7Tuck pants col.khaki
    semeno / ジャスパー×ガーネット×チェコガラスネックレス
    モデル身長:157cm

    パンツスタイルのたすき掛けもおすすめ。

     


    NATIVE VILLAGE / No.04 Knit cardigan 羽織 col.white
    SUSURI / パヴォシャツ col.white
    NATIVE VILLAGE / No.03 7Tuck pants col.khaki
    semeno / ジャスパー×ガーネット×チェコガラスネックレス

     

     

    肌寒い時の羽織ものの選択肢はいろいろあるけれど、

    コートやジャケットが端正になりすぎるときは

    カーディガンがちょうど良い。

    肌当たりの柔らかさに、安心感も覚えて心癒されます。

     

     

    素材はギザ糸という、コットンだけれども

    麻の質感を思わせるような糸を使用し、

    シャリっとした乾いた肌当たりが特徴です。

     

     

    個人的にはこちらのパンツも大変おすすめです。

    姉妹店のtrippen KUMAMOTOのスタッフ水久保も

    個人的に購入しており、光沢のある上質な素材感と、

    ウエスト周りの細やかなタック使いが

    大変目を惹きます。

     


    NATIVE VILLAGE / No.04 Knit cardigan 羽織 col.white
    SUSURI / カルマールワンピース col.navy

    ばさりと羽織るだけでなく、カシュクールとして

    前を閉じて着ていただくとまた違った印象に。

     

     

    袖丈が長いため、こちらのスタッフは大きく

    ひと曲げして着用しているのですが、

    それがまた可愛らしい。

     

     

    お袖も少しだけパフっぽくなっており、

    肩から袖にかけて少しだけふわりとしています。

    幾通りもの表情を持ち、組み合わせるお洋服の印象も

    ずいぶんと変えてくれる頼もしい一枚。

     

     

    着るものがその人に与える影響は大きく、

    何を着るか、何を選ぶかはとても重要です。

    ひとたび気分を高めてくれるお洋服、

    くるりと景色が輝いて見える。

    そんな気持ちを与えてくれる、

    NATIVEのニットカーディガン、

    この心地を味わっていただけると嬉しく思います。

     

    ishihara_reli

    Written by

    ishihara_reli

    Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。

  • |

    参 ニットビスチェ

    こんにちは、石原です。

     

    冬が寒さを取り戻そうと、しなやかに手を伸ばし、

    景色を冷たく、硬く、色づけています。

     

    この記憶も、もしかすれば、静かに凍りついて、

    途切れてしまうかもしれません。

     

    どの隙間にも、溢れるほど募っているけれど、

    霧が晴れた先にはきっと、

    取り残されて、透けてしまった姿を

    見ることになるかもしれない。

    それはもうすでにわかっていたことです。

    冬が舞い降りる、少し前から。

     

    私はこのところ、かつてのことを思い巡らせています。

    人生の中で幾度か訪れて、今もなお、

    ありありと思い出せるその景色は、

    あまりにも完全体で、あたたかで、

    これまで見たこともないほどの眩さでした。

     

    それは突然私を捉えては、少しの間

    とどまってくれる。

     

    見えているのか、感じているのか、

    その境目がよくわからない。

     

    私はこの素晴らしい景色を、

    見せてあげることができたなら

    どんなに良いだろう、と思っています。

     

    包み込まれるような絶対的な安堵を、

    こうして大きく守られているということを、

    もしも見せてあげることができたなら、

     

    これほど幸せなことは

    きっとないかもしれません。

     

     

     

    [Native Village / 参 ニットビスチェ]

     

    本日は、繊細でまばゆく、なんともいじらしい

    Native Villageのニットビスチェをご紹介いたします。

     

    漂う光より糸を紡ぎ、細やかに編み上げられた

    その美しさは、他に類を見ない空気と

    たたずみを有しています。

     

    個人的にも購入し、心を深く満たしてくれる

    一枚として、大切にしていきたいと思っています。

     

     

    モデル身長:154cm

     

    手持ちのワンピースに差すだけで、ずいぶんと

    印象的な雰囲気を作り上げてくれる。

    まるでそのワンピースの付属品のような溶け込み、

    それでいて、際立つ。

     

     

    そしてこの後姿。

    前の印象とはまた異なり、背中に表れる

    独自性に胸を躍らせてしまいます。

     

     


    Native Village / 参 ニットビスチェ
    muuc / フェンネル刺繍PO col.black
    モデル身長:168cm

     

     

    色のトーンをすべて合わせたコーディネート。

    フォーマルな雰囲気すら兼ね備えています。

     

     

    まるでレースを描きだすような網目は

    全て手編みです。

    人の手が生み出すものはとても偉大。

     


    Native Village / 参 ニットビスチェ
    ikkuna suzuki takayuki / gathered blouse Ⅰ col.nude
    Native Village / 内面 ダーツパンツ col.honey
    モデル身長:168cm

     

    柔らかいトーンの中にきりっとさせる要素として

    ご着用いただいてもかっこいい。

    難しく考えずに気軽に合わせて、

    印象的な表情を生み出すことのできるビスチェ。

     

     

     

    白のブラウスに黒のビスチェを合わせると、

    編み地がより引き立ちます。

     

     

    ビスチェやベストというアイテムは

    どうしても必要かと言われるとそうではないけれど、

    この楽しさを知らずに生きていくのはもったいないと

    思えるほど、お洋服の振り幅をうんと広げてくれる

    存在です。

     

    難易度高く感じられるかもしれませんが、

    難しく考えずにとりあえず着てみると

    不思議なことに、違った素敵な世界を

    見つけることになります。

    ishihara_reli

    Written by

    ishihara_reli

    Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。

  • |

    NATIVE VILLAGE 内面 ドルマンスリーブコート col.honey

    こんにちは、石原です。

     

    たった一日とか、たったの一言とか、

    そういったものを積み上げていけば

    類まれなる満ち満ちた気持ちを得られるとして、

    そのたった一日や一言が

    例えそこで、刹那的に消え失せて、

    もう二度と目にすることも、出会うこともない、

    思い出すこともできない、

    そんな、遠い過去の砂のように流れても

    かつてそういった確かなものがあったことを

    まるで夕暮れに伸びゆく影のように

    ありありと、指し示していたい。

     

    忘れていることと、ないこととは

    決定的に違うことを、

    厚みをもって証明したい。

     

    かつて救いの音を

    夕凪の静けさに見た時も、

    誇らしいほどに眩くて

    決して終わりを知らない夢を

    その手に守って、

    行く末を、歩き続ける。

     

    本日ご紹介いたしますのは、私石原も個人的に購入し、

    着ることの出来る日を心待ちにしているお品物、

    NATIVE VILLAGE の 内面 ドルマンスリーブコートです。

     

    NATIVE VILLAGE / 内面 ドルマンスリーブコート col.honey

    suzuki takayuki / thick-thread pullover col.nude

    NATIVE VILLAGE / 縦に並んだ グルカパンツ col.stripe

    モデル身長:166cm

     

    NATIVE VILLAGEというブランドには

    計り知れない想像力と途切れることのない感受性が

    存在していて、目を離すことができず、

    その渦に飲まれ続けているような気がしています。

     

    日常に芸術がそばにある環境は

    人を幸福にし、豊かにします。

    ただ生きているだけでは感じることの出来ない

    新しい感覚や感情を芸術は教えてくれる。

    そして、NATIVEのお洋服は

    身に纏うことの出来る、芸術そのものです。

     

    ただ着るだけで、豊かになれる、幸せになれる。

    まだ見ぬ自分を知るための、

    鍵となるようなお洋服です。

     

    モデル身長:168cm

     

     

     

    まるで見たことのない、不思議に美しいデザインを

    持つこちらのコートは、

    優しいが故に、たくさんの言葉に応えようと

    わが身を差し出してしまう、

    慈しみ深い女性の姿を思い起こさせます。

     

    ゆとりを持ち、たくさんの困難をその身に

    覆い隠せるよう、たっぷりと長い着丈に

    深く大きいポケット。

    柔らかい日差しのような色味。

     

    NATIVE VILLAGE / 内面 ドルマンスリーブコート col.honey

    kaval / Drawstring onepiece dress col.cream

    モデル身長:166cm

     

     

     

    ワンピースの上から羽織った姿。

    袖のぽってり感がたまらなく胸を打つ。

     

    NATIVE VILLAGE / 内面 ドルマンスリーブコート col.honey

    ikkuna suzuki takayuki / robe coat col.nude

    モデル身長:154cm

     

    こちらはワンピースとしてもお召いただけるので、

    コートとして着る一面と、インナーとして着る面と

    両方をお楽しみいただけます。

     

    今まで見たことのないような美しく高貴な 優しいコート。

    どんな体型のかたにも自然と馴染み、

    すっきりと見せてくれる、

    非の打ちどころない一枚です。

     

    ishihara_reli

    Written by

    ishihara_reli

    Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。

  • |

    NATIVE VILLAGE / NO.01 One flower and a bird チュニックブラウス

    こんにちは、石原です。

     

    見えるものが在って、見えないものがない、

    という受け止め方をしたくない、と思っています。

     

    見えてなくて、表現されていなくても、

    確かに存在しているものはあるし、

    その中で営まれているものの、

    数多くの小さな幸福や悩みを

    忘れないでいたいと思っています。

     

    表層的なものに惑わされてしまうことが

    どうしても多くなってしまうこの世の中で、

    本質を知ることは、容易くない。

    言葉という装飾で覆いつくされた厭らしさに

    時々目を塞ぎたくなることもあります。

    それは他者ではなく、自分自身にも言える。

     

    目的と手段を間違えたくないし、

    思考することと、想像することを

    おざなりにしたくない。

    自分が心から美しいと思うものが

    損なわれていかないように

    抵抗し続けることを、

    これからの未来はやってみたい、

    と思っています。

     

    その部分に触れる、揺さぶられる品物を

    確信をもって、選んでいる。

    そこに対する自信は、恥ずかしながら

    とてもあります。

     

    モデル身長:154cm

    NATIVE VILLAGE / NO.01 One flower and a bird チュニックブラウス col.off white
    semeno / mjn-003

     

    花や鳥が軽やかに浮かび上がり、

    透明な中を宙に舞う、こちらのチュニックブラウス。

    美しい声を鳴らしながら、

    そっと周囲を飛びまわり、

    優しい羽音と共に風を吹かせます。

     

    今シーズン、シリーズでRe;liにておすすめしております、

    NO.01 One flower and a bird。

    本日はこちらのブラウスをご紹介いたします。

     

    手の届かない美しいものへの憧れは

    誰しもあると思います。

    背景や精神性がにじみ出る輝きや美しさは、

    簡単に損なわれるものではありません。

     

    そのヴィジョンにたどり着くために

    努力をいとわない。

    妥協のない美しさを、こうして差し出してくれる

    こちらのお洋服。

     

    パフっとした後ろ下がりのお袖には

    印象的な表情。

     

    複雑に組織を変えながら立体的に仕上げられた

    ジャガードの美しさは例える言葉もありません。

     

    生地は柔らかくふんわりとした肌心地ですので、

    もたつきもなく、スカートの中に自然と

    忍ばせることが出来ます。

     

    モデル身長:168cm

    NATIVE VILLAGE / NO.01 One flower and a bird チュニックブラウス col.off white
    NATIVE VILLAGE / NO.07 Clover leaf グルカパンツ col.brown

     

    こちらはパンツスタイルでの表情。

    端正な面持ちのものと合わせた時の

    大人びた気配がまた綺麗です。

     

    モデル身長:154cm

    NATIVE VILLAGE / NO.01 One flower and a bird チュニックブラウス col.black
    AUTTAA / Medalion Shoes col.wine

     

    お色違いのブラックは、可愛らしさの中に

    きりっとした佇まいを感じます。

    静かに浮かぶ花や鳥が、控えめに隠れるように、

    そこに身を置いている。

     

    黒であっても華やかさを映し出すことが出来る

    ということを、このブラウスが証明してくれています。

     

    スカートの時、長いトップスを外に出すことは

    あまりないかもしれませんが、

    こんな風に全体のバランスがAラインであると

    自然に映ります。

     

    モデル身長:154cm

    NATIVE VILLAGE / NO.01 One flower and a bird チュニックブラウス col.black
    KLASICA / CHEVAL CO col.black
    trippen / Edel col.black
    semeno / mjn-012

     

    普段カジュアルなお召し物の多いかたにも

    一枚差し込むだけで違った世界を見せてくれます。

    毎日ガシガシ着れるようなものも魅力的ですが、

    日常を非日常に変えてくれるような

    そんな一枚があると、

    人生はとても豊かになると、私は思っています。

     

    Re;liでお取り扱いさせていただいているお洋服を

    通販してくださったお客様からよく、

    お写真よりも実物がずっと素敵でしたというお声を

    いただきます。

     

    本質の景色は、私たち素人が撮る写真では

    なかなか映し出せません。

    実際目に映ったもの、肌で感じたもの、

    言葉を交わしたもの、

    平面の向こう側にある光景に

    本当を見れるように、

    こちらの生地感をぜひお手に取って頂きたいです。

    ishihara_reli

    Written by

    ishihara_reli

    Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。

  • |

    NATIVE VILLAGE / NO.03 Spade ♤♠ オーバードレス

    こんにちは、石原です。

     

    空に浮かぶ、誰の目にも捉えることの出来ない、

    大きなガラスの球体が、どこかに存在するらしい。

     

    なぜそれを人の目で捉えることができないかは、

    予測でしかないけれど、

    ガラスの表面が、薄く薄く引き伸ばされて、

    空気の層に紛れ込んでいるからだと聞く。

     

    その球体の中に忍び込める日が、幾年かに一度あって、

    靴のかかとが、その繊細なガラスを割ってしまわぬよう、

    裸足のまま、じっと空を仰ぎ、待つ。

     

    そうすると、いつのまにか包み込まれていて、

    遠く宇宙の彼方、星と暗闇しかない場所へ、

    空気のない、美しさと冷たさを持つ場所へ、

    連れて行ってくれるらしい。

     

    その話を私は、雨耳(あめみみ)の彼から聞いた。

    いつもくぐもった音しか、耳の中にない、

    私の声も、ピアノの音も、ぼわりとしか聞こえない、

    彼の耳。

     

    雨耳(あめみみ)の彼が、その朝、

    布団の片隅で、話して聞かせてくれた。

    暑くもなく、ぬるくもない、柔らかい日和。

     

    窓にあたる雨の音が、

    目を閉じると、

    弾けて、瞬く、星の響きに似てる気がした。

     

     

    [NATIVE VILLAGE / NO.03 Spade ♤♠ オーバードレス]

     

    本日ご紹介するのはこちらのワンピース。

    始めは違うお品物をご紹介しようと思い立ったのですが、

    こちらをコーディネートに使用することを決めた時、

    なんて私はこの洋服のことが好きなのだろう、

    と心に多幸感が生まれ、

    こちらをみなさまにご覧いただきたくなりました。

     

    NATIVE VILLAGE / NO.03 Spade ♤♠ オーバードレス

    gasa* grue / ブルー セーラーエプロン col.white

    gasa* grue / ブルー フラワーレイ col.white

     

    真っ白なお洋服と小物を、

    まるで一つのワンピースのように仕立て上げる、

    コラージュしたようなコーディネート。

    ワンピースの上からベストを重ね、

    そのベストの裾から、ちらりとフリルを覗かせています。

     

    真っ白さに対等でいられるように、

    自分の好きではない部分を

    そぎ落としていく力を得るため、

    白い衣服を纏う。

     


    NATIVE VILLAGE / NO.03 Spade ♤♠ オーバードレス

    NATIVE VILLAGE / NO.08 Grail♡ カーディガン col.white

    gasa* grue / ブルー フラワーレイ col.white

     

    夏の白は、清らかな風を思い起こさせますが、

    冬の白は、柔らかい雪を思い起こさせる。

    ニットのカーディガンを纏い、澄んだ空気に溶け込む。

     

    さっきは腰に巻いたフラワーレイ。

    今度は付け襟のように。

     

    自由度の高い、創造性を無限に秘めた、

    実は万能なこちらの小物。

    ただ身に付けているだけで、楽しくなり、華やかになる。

     

    そして、こちらの大変美しいコートとのコーディネート。

    ブルーと白、澄み渡る空の景色が頭に浮かびます。

    遮るものなど何もない、透明で真っすぐな色合わせ。

     

    真っ白のワンピースには心なしか、

    そわそわとした気持ちを持ちがちですが、

    一度着始めると気分までもが澄み渡る。

    冬まで着れる真っ白のワンピース、

    ぜひお試しくださいませ。

    ishihara_reli

    Written by

    ishihara_reli

    Re;li ディレクター。 演劇と、本と、Re;liを通して出会えた人が、 自分にとっての大切なもの、必要としているものです。